現在、ゼネコン現場で職長としてご活躍されている、
有限会社スエヨシの方を事務所にお招きし、若手社員を中心にスキル向上講習を行いました。
よく皆さんが目にする、内装仕上工事(壁・天井)を施工されています。
私たちが普段描いている平面詳細図を読み取るスペシャリストと呼んでも過言ではありません。
今回の講習は、実際に若手社員が描いた平面詳細図に
職人さんから見て、こういった寸法が欲しい、
壁符号の表現をして欲しいなどチェックをして頂きました。
また最後に、施工図に望むことについてお話をお伺いしました。
「現場に出て、現場を見て、図面を描いて欲しい。そして納まりをどうしたら良いかわからない所は聞きに来て欲しい」と。
私が日々の図面作成にて悩むことは、職人さんがどのような寸法を必要としているのか。
自分が施工する側になって、寸法などの図面表現に気をつけたいと思いました。
若手社員にとっては、職人さんとお話する機会があまりないので、
貴重な体験となったのではないでしょうか。
誰が見てもわかりやすい図面を書くのはもちろんのこと、
実際に図面を使う人に理解してもらえる図面を描けるようにしたいですね。