建築用金属製品の先駆で創業100年の三和タジマ株式会社 埼玉工場を見学させて頂きました。
正門を抜けると、広大な敷地が目の前に広がり、様々な建物が伺えます。
敷地面積は、なんと50,000㎡。工場以外にもギャラリーや寮などもありました。
ステンレス建具分野では“ステンレスフロントの三和タジマ”と高い評価。
まず、ステンレスについて素材、定義、組成、性質などステンレス鋼について学びました。
その後、ステンレス製品の製作方法、構造、新素材や新商品など説明を受けました。
パネルやサンプルだけではなく、この目で実際に見られるのが工場見学の醍醐味です。
製品だけではなく、施工図を書いている私たちにとっても大切な設計業務のフローチャートも教えて頂きました。
色々な人たちと繋がり、作り上げていく実感が湧きますね!
工場見学では、2グループに分かれ、
ステンレス建具の製造ラインと新商品の見学をしました。
切断→成形(プレス、曲げなど)→加工、組立→工場検査、製品検査
職人さん一人一人が安全に正確な作業をしています。
新商品では、人に安全な製品の研究が垣間見られ、デザイン的にも性能的にも優れているものが多かったです。
こんなに大きな扉が軽々と開くなんて!!
建造物の顔としてのエントランスの扉は誰もが触り通る扉。
建物にも人にも優しい構造になっているのは日々の研究と努力のたまものですね。
災害対策もばっちりです!!! どんなに強い風でも軽々と開いてしまいます!!
毎日続く炎天下の中、作業に取り組んでいる職人さん達。
その真剣な眼差しと涼しげな表情から、物作りに対しての責任と長年の経験ゆえの冷静さを感じました。
これはステンレスの鋳物ですが、このように素敵なオブジェもギャラリーに多数あり、とても歴史を感じるギャラリーでした。
猛暑の中、三和タジマの社員の方々には改めて御礼申し上げます。
この先も長く良いお付き合いが出来ますようによろしくお願いします。
ありがとうございました。
(C.A)