今期の新入社員研修は、11月入社の2名+2月入社の2名+4月入社の3名の総勢7名で行いました。
事前に決めた「新卒者研修カレンダー」に沿って、約1か月間、仕事の基礎を覚えてもらいました。
研修内容としては、ビジネスマナー講習・Excel研修・手書き研修・CAD研修・施工図研修 になります。
当社研修の特色としては、CADやBIMのこの時代に、あえて『手書き研修』をカリキュラムのひとつにしているところだと思います。
当社の目指す、『見やすい施工図』『きれいな施工図』を書くための意識付けが目的です。
手書き研修は、①線引き練習→②製図文字練習→③手書きディテール作図 の順で行いました。
①線引き練習・・・ひたすら細線、中線、太線、点線の練習をします。簡単で、誰でも出来る様に思いますが、実はこれを見ればその人の製図センスが分かってしまいます。^^;
②製図文字練習・・・最初は上手く書けませんが、コツを掴めば、出来る様になります。^o^
③手書きディテール作図・・・外装サッシュまわりの詳細図のトレースを行います。CADで作図するのと違い、ひとつひとつ手で描いていくので、細部の納まりの理解が深まります。普段、車で通っている道を歩いてみると、いつもと違う景色が見えるのといっしょかな。(・・・ちょっと違う?)
天気の良い日に屋外研修として、銀座の物件めぐりも行いました。
当社が施工図で関わらせて頂いた物件を中心に、半日かけて銀座の街をブラりしました。
施工図研修では、CADを使って躯体図・平面詳細図のトレースを行いながら、施工図の基本を解説しました。何事も基本が大事ですよね。
簡単ではありますが、以上で、約1か月間の新入社員研修の報告を終わります。
新入社員の皆さんは、今回の研修でどれだけ吸収出来たでしょうか。
失敗を恐れず、DLTGサイクルに心がけて、1日も早く自立した技術者になってください。