2021.01.09 A.K
新年あけましておめでとうございます。
新年を迎えた1月の吉日、恒例の明治神宮参拝に行ってきました。
今年はコロナ禍のため密が心配な祈祷は行わずに、お札のみ頂く予定だったので少し時間があり、天気が良かったこともあり、
本殿に入る前に東京都内最強のパワースポットと言われている「清正井」(きよまさのいど)に立ち寄ることにしました。
私自身、明治神宮には何度も来ていますが、こんなところがあるのは今回、初めて知りました。
本殿手前の入り口より、入苑料500円を納め、明治神宮御苑内へ。
明治神宮御苑は江戸時代の初め、熊本藩主加藤家下屋敷の庭園で、その後、彦根藩主井伊家にうつり、三代将軍徳川家光も訪れた、由緒のある名苑だそうです。
入り口から少し歩くと、数寄屋造りの木造家屋「隔雲亭」(かくうんてい)があります。
明治天皇が昭憲皇太后のご休息所として思し召しになった建物だそうです。
隔雲亭からは、南池まで続くなだらかな芝生の斜面にツツジが配植されるなか、曲線を描く逍遥の小径が巡らされ、御苑の中心となる景色が広がっていました。(ここって、東京だよね?・・・と錯覚に陥る。)
順路に従い、逍遥の小径を奥へ進むと、花菖蒲田が広がります。
今は冬なのでその面影はありませんが、夏には目的地である「清正井」(きよまさのいど)からの清水を漫々と湛え、スイレンやコウホネが花を咲かせるとのことです。(夏の景色も見てみたい。)
大都会の喧騒をしばし忘れて、さらに奥へと進みます。
清正井(きよまさのいど)は御苑内のいちばん奥にありました。
清正井からは清水が滾々と湧き出していました。(残念ながら水に触ってはいけないとのことでしたが。)
この井戸は古くから江戸名井の一つに挙げられ、江戸初期に加藤家の庭園だったことから安土桃山時代の武将・加藤清正が堀ったと言い伝えられているそうです。湧き出る清水は、最近まで茶の湯にも使われていたそうです。
東京都内最強のパワースポットでパワー充電後、本殿で参拝しました。
コロナ禍の中、何かと過ごしにくい環境ですが、前を向いて今年一年、頑張りましょう。